不惜身命　但惜身命

2023年05月12日

特集テーマ
不惜身命　但惜身命

今回のテーマは「不惜身命　但惜身命」と言うテーマでした。
不惜身命は聞いた事がありますが「但惜身命って何だけなぁ」と思いながら表紙を開きました。

まず「特集」を読んだんですけど、、、
この「不惜身命　但惜身命」というのは安岡先生の言葉だったんですね・・・思ったのは
P8の1段目の黄色の部分
ここで矛盾と書いてありますが・・・確かに矛盾してるなぁと思って・・・初め何を言っているのか良くわからなかったんですが、、、何度か読むうちに、この「不惜身命」というのは「今どうする」という事なんじゃないかなと・・・・・・
で人生って「今どうする」の「今の積み重ね」なんですよね・・・・・・
この今が連続していく事が「但惜身命」だとすると・・・・・・
「不惜身命」「但惜身命」という言葉は人生と読み替えることが出来るのかと・・・・・・
そんな事を思いながら中を読んでいったんんですが・・・

P10「世界平和に人生を捧げて」の対談を読みました。
印象に残ったのは

平和、平和と口先だけ平和を 唱えながら、実際には好き勝手に、 我がままに生きているのがいまの 日本人です。しかし、理想的な社 会をつくろうと思ったら、いまを 大切にしなくてはいけない。いま があってこそ明日があるのです。 いまを自分勝手に生きていながら、

どうしていい未来が築けますか?

この「自分勝手に生きている人」確かに多いなと思って・・・・・・
なんか最近の若い人達って挨拶を強要されたくない人が多いみたいなんですよね。もちろん大多数は出来ると思うんですけど割合的に増えてる・・・・・・
半分わかるんですけどね。その言わされてする挨拶ってお互い嫌だしね・・・・・・
なんで自分なりに努力してるって話なのかなと思って聞いてたら「イヤ努力もしたくない」らしいんですよね・・・・・
SNSで出来るしみたいな・・・・・・
何それ？？と思って・・・・・・
努力できないなら「教えてもらってるんだから感謝しないとダメでしょ」と思うんですけど・・・・・・
だから挨拶がコミュニケーションの効率化みたいな話になっちゃってるのが問題だなと思って・・・・・・
礼とは何なのか学ぶ環境が必要なんじゃないかと思いました。

「この前、あんたは不惜身命と言うたやろ。不惜身命とは何かに命を捧げることや。 しかしな、但惜身命という言葉もある。命は捧げ る時は捧げなきゃいかんが、半面、命はどこまでも大切にすべきものや。それも単に大事にするのでなく他人様のためになるように使うものや」

この老師の一言が最初腑に落ちなかったんですけど・・・・・・
だって自分の事しか考えないで長生きする人もいるし、人の事を思って短命な人もいるじゃないですか・・・・・・
でもよくよく考えると人のために生きた時間しかカウントされないんじゃないかと思って、稲盛先生的にいうと「来世も含めれば辻褄があってくる」という事ですかね・・・・・・
自分の時間だけ考えていてもあんまり意味なくて人のためを思って生きた時間が重要なんだと気づきました。

カテゴリ：致知

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